※本記事は調査に基づいて作成しておりますが、あくまで参考情報としてご覧ください。
ご利用のサービスや時期によって状況が変わる場合がありますので、必ずご自身でも最新情報をご確認のうえ、ご判断ください。
入出金に関しての最終判断はご自身にてお願いいたします。

 

昨今、話題にあがっている海外FXからの出金方法に関して、
SNS等では様々な意見が出ておりますのでまとめていきます。

2025年6月~7月にかけて『海外FXから直接銀行・Bitwalletを介して入出金する』ことが規制の対象になったといった情報が出ています。
詳細は参考資料を参照してください

【参考資料】

https://www.fsa.go.jp/receipt/shunodaiko.html
https://www.ushijima-law.gr.jp/client-alert_seminar/client-alert/20250630paymentservicesact/

ただSNS等では下記のように情報が錯綜しています。

  • 直接、入出金したら銀行口座が凍結・強制解約になった
  • Bitwalletを介しても銀行口座が凍結・強制解約になった
  • 問題なく銀行口座から入出金出来た
  • XMが圧倒的に多い。HFM/Vantageは報告なし

本案件の原因を徹底解説

現状判明している事実一覧

  • 海外FXの利用(ユーザー)を制限するものではない
  • 入出金に利用される収納代行業者が規制・取締り対象
  • 国内銀行は無登録の収納代行の取引を制限(海外FX系は資格条件にあてはまらない)

※現状は法改正公布(6/13)であり、施行は2026年7月頃と予想されています。
今は銀行口座経由が使えていても1年以内に不可になる可能性が高いと言われています。

【クロスボーダー収納代行に関する資金決済法の改正】

為替取引が移動資金行の登録が必要と改正され、未登録でやっていたら取締りの対象に。
それの影響にダイレクトであるのが本案件です。

入金:ユーザー(送金) →収納代行業者(送金) →海外FX業者

出金:海外FX業者 →収納代行業者(送金) →ユーザー(送金)

銀行口座の場合このような流れになります。
※BitwalletはBitwallet事態が収納代行業者の位置づけ

海外FX業者へ入金する際(銀行/Bitwallet)は、ほとんどこの方法が使われていると考えて頂いてOKです。
クレカも同様に入金が出来ずに弾かれる事案もあるので注意が必要です。

凍結報告のある銀行

  • GMOあおぞらネット銀行(特に多い)
  • 楽天銀行
  • UFJ銀行
  • 住信SBIネット銀行

現在公式サイトにて明確に海外FXへの禁止を掲載しているのは『GMOあおぞらネット銀行』『楽天銀行』です。ただ、数年前から掲載自体はしているので法改正が本格的に進むにあたって厳しくしていっているのかと思います。

今後他にも報告が挙げられることが増えるかもしれませんので今のうち対策をしておくべきかと思います。
また、生活費などを落とすor会社の給料が着金するメイン銀行で凍結になってしまうと色々と不便になる可能性が高いですので、サブとして使えるor最悪凍結になっても構わない銀行口座を作成しましょう。

現状、ブローカーによっては報告が上がっていませんが法改正となると時間の問題のような気がしますし今後どうなるは誰も分かりません。

 

そして、今後推奨される入出金は”USDTテザー(暗号資産)”を使った方法です。

方法さえ確立できれば確実で手数料も安く今後の主流になること間違いなしですので、絶対に覚えておくべきでしょう。

次に本案件の対策を幾つかいれてますので其方もご覧ください。

【重要】今後の流れ

入金相当額分をすでに銀行出金している方は出金に関して取り決めはありませんが、
基本的に海外FX業者では『入金相当額分は同一ルートにて出金』が鉄則です。

つまり、100万円を銀行口座から入金している場合は100万円銀行口座へ着金させなければいけません。
入金された銀行と出金される先の銀行が異なっても、口座名義が同一であれば出金は可能です。

対策①と対策②を下記に記しますが、いますぐに行う必要があるというわけではなく今後の方針として記載しています。
なので、実施するときはご自身のタイミング・判断にてお願いいたします。

対策①(出金→USDTテザーに統一)

  1. EA停止
  2. 一度、海外FX業者から全額出金(サブ銀行)
  3. Bitbank→Bybitを使った方法で再度送金
  4. EA再稼働

利益分も別ルートから出金OKであれば、以降をUSDTテザーにすればいいだけですので楽ですね。

ボーナス口座とかは勿体ないので現実的には難しい判断になるかもしれません。

対策②(サブ銀行口座を複数作成して様子見)

  1. サブ銀行口座を複数作成
  2. 通常通り入出金を行う
  3. 凍結があればUSDTテザーに切替える

HFMやVantageでは凍結騒ぎが起きている報告が確認されていないため、
銀行口座での入出金を引き続き行い、サブ銀行口座が凍結or問題が確定次第、USDTテザーに切替え。

 🔰 初心者用ガイド

USDTテザーに切替えを検討の方は下記をご覧ください。

✅ 基本ルート(入金)
銀行→bitbank(日本円)→ Bybit → ブローカー

 

✅ 基本ルート(出金)

ブローカー→ Bybit → bitbank(日本円)→銀行

➡️ 手数料300~500円前後/所要30分〜1時間程度

入金

  1. bitbankで BTC または ETH を購入
  2. Bybitの入金アドレス(BTCまたはETH)を取得
  3. bitbankからBybitにBTC/ETHを送金
  4. Bybit内でBTC/ETH → USDT(TRC-20)に変換
  5. USDT(TRC-20)をFX業者へ送金

 出金

  1. FX業者からBybitに USDT(TRC-20)で出金
  2. Bybitで USDT → BTC/ETH に変換
  3. BTC/ETHをbitbankへ送金
  4. bitbankで BTC/ETH を日本円に換金
  5. bitbankから銀行口座に出金

詳細ガイド

注意点

  • USDTはbitbankで直接受け取れないため、Bybit経由が必須
  • ネットワークの不一致は資金消失リスクにつながるので注意
  • 初回は必ずテスト送金・出金を行うことでトラブル回避
  • XRPなど他通貨でも可能だが資金ロストのリスクが高い

入金

bitbankでBTCまたはETHを購入

bitbankではUSDTの直接購入は不可(2025年7月時点)
USDTが必要な場合は中継所(Bybit)を使う必要がある


Bybitの入金アドレス(BTCまたはETH)を取得

Bybitにログイン →「資産」→「入金」→「通貨:BTCまたはETH」選択

ネットワークを確認(BTC→BTC、ETH→ERC-20など)
表示されたアドレスをコピー


bitbankからBybitへBTCまたはETHを送金

Bybitで取得したアドレスを貼り付け

ネットワークの一致を確認(BTC送るならBTC、ETHならERC-20)
初回は少額(例:0.001BTCなど)でテスト送金を推奨


BybitでUSDT(TRC-20)に変換

送金して届いたBTCまたはETHをUSDTに変換

このとき、USDTはTRC-20ネットワークを選ぶこと(送金手数料が格安)


ブローカーで入金用のUSDTアドレスを取得(TRC-20)

ブローカーのマイページで「入金 → 仮想通貨(USDT)」を選択

ネットワークはTRC-20を選び、表示されたアドレスをコピー


BybitからブローカーにUSDT(TRC-20)を送金

コピーしたExnessのUSDTアドレスを貼り付け

ネットワークは必ずTRC-20を指定

送金申請 → 通常10〜60分で着金

出金

ブローカーからBybitにUSDT(TRC-20)で出金

ブローカーのマイページで「出金 → 仮想通貨(USDT)」を選択

Bybitの入金アドレス(USDT・TRC-20)を取得して貼り付け

ネットワークはTRC-20を選択(Bybit側と必ず一致させる)

テスト出金(例:10USDT)を推奨


BybitでUSDTをBTCまたはETHに変換

国内取引所(bitbank等)に送るため、USDTはBTCかETHに交換する必要あり

手数料・レートに注意して変換実行


BybitからbitbankへBTC/ETHを送金

bitbankの「入金」画面からアドレスを取得(BTC/ETH、ネットワーク確認)

Bybitから送金 → 通常10分〜30分で着金


bitbankで日本円に換金 → 銀行口座へ出金

BTC/ETHを日本円に売却 → 銀行口座へ出金申請

1〜2営業日で着金、手数料は数百円程度

直接送金は損する?その理由

【よくあるミス】bitbank →ブローカーに直接送金しようとする方法。
・ 一見簡単そうでも、高額な手数料(最大数千円)
・ネットワークの選択ミスで「資金ロスト」のリスク
・ブローカーによっては個人ウォレットや非対応取引所からの入金を拒否することもある

➡️ 結果的に「送れない or 着金しない or 高コスト」になりやすい。

最適解:Bybitを経由するだけで超シンプル

【基本ルート(初心者向けで人気)】

入金:bitbank(BTCまたはETH)→ Bybit → ブローカー
出金:ブローカー→Bybit→bitbank(BTCまたはETH)

  • bitbankではUSDTの直接取引・TRC-20送金が不可
  • BybitでBTC/ETH → USDT(TRC-20)に変換することで送金成功率が高く・コストも安く済む
  • BybitはTRC-20アドレス(Tから始まる)を明示してくれるので安心
  • 初心者でも実質3ステップ:送金・変換・再送金で完了

ポイント

・個人ウォレットから送金:ブローカーが受け付けない可能性あり
・メモ(Tag)忘れ/ネットワークミス:資金ロストのリスクがある
・Bybitを使わないと→手順が複雑化、成功率・コスパが落ちる

注意点

・USDT出金時は「TRC-20ネットワーク」
・Bybitからbitbankへの送金は「BTC/ETH」が手数料&処理面で有利
・少額でテスト送金→着金確認後に本送金が安全
・暗号資産同士の交換でも差益は所得になる
・交換時のCSVは必ず保存

入出金ルートの結論

  • 国内銀行口座から直接振込と凍結リスクあり(真偽不明)
  • クロスボーダー収納代行に関する資金決済法の改正により銀行振込が使えなくなる可能性が高い
  • 既に銀行振込している場合は銀行からの出金が出来ない可能性有(対策必要)
  • ブローカーからの出金はBybit経由が最も安全かつ低コスト
  • bitbankは国内銀行への出金スピードが早く信頼性も高い
    このルートは、ほとんどの海外FX業者にも応用可能

まとめ

現在でも情報が錯綜しておりどういった方法がベストなのか手探りな状態です。

まず出来ることでしたら、最悪凍結してもいいサブの銀行口座を開設/Bybit口座開設/Bitbank口座開設することです。

流れ的に今後はUSDT経由での入出金が主流になってくるかと思います。
慣れれば今までと変わりませんので一度少額で試してみることをオススメします。

 

※本記事は調査に基づいて作成しておりますが、あくまで参考情報としてご覧ください。
ご利用のサービスや時期によって状況が変わる場合がありますので、必ずご自身でも最新情報をご確認のうえ、ご判断ください。
入出金に関しての最終判断はご自身にてお願いいたします。

おまけ:クレカの今後は?

クレジットカードの入金も最近では弾かれることあるとSNS上ではみかけます。

こちらに関してはクレカが使えなくなったり強制解約されたりといった事例は未だ見つかっておりません。

また続報がありましたら追記いたします。